大河ドラマは楽しく観ていますが、その他の連ドラはあまり
続けて観ない私。
朝ドラは
気が向いたら時々観ています・・くらい。しかも朝には観られないので夜のBS再放送。なので
“朝ドラ”ですらないんだけど(^^;)
そんな不真面目な視聴者ではあるけれど、
主役の戦災孤児の女の子が家出しちゃって、さぁどうなる!で終わっていた昨日。
さすがに気になって、
今日は観ようと思っていたのよ。
夜。BS再放送時間。TVスイッチオン!
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画面
真っ暗なまま。
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TVが
「接続状態が悪くて受信できません」ってどゆこと!?
なぜ!?4月に入ってからまたこんなに
バサバサ雪が降ってるのよ~!(>_<)
■
さて、友人のTwitterに
電車内での出来事リツイート記事があった。
概要は、こんな。
「満員電車の中で、新社会人らしき男性がネクタイを結べず苦戦していたら隣に押し合っていたスーツの男性が結んであげていて新社会人の男性がぺこぺこお礼を言っていた・・・(略)」4月の今時期ならではのほっこりするお話ね~と読んだが、
世間はそういう人ばかりではないらしい。
「嘘」「嘘」と云い立てて、何ならほっこりする人の心を
上から目線で馬鹿にする風情の数々。
だったら読まなきゃいいし、リツイートしなきゃいいだけなのにな~と思うのだが、なんとまぁ、荒んだ心の多いこと。
わざわざその荒んだ心を他人に押し付けなくても(-_-)
「嘘」という云い分の中に
「就活の時にネクタイ結んでいない訳ないだろうから結べないなんて有り得ない」というものが少なからずあった。
おのくん出勤?で、
思い出したこと。
もうだいぶ前の、そうあれは
4月のこと・・・・
その年、入ってきた新人君は、大学出で、新しいスーツの決まった素直な初々しい子だった。
せっかくのスーツなのだが・・かなり残念なことに、ネクタイが
ヨレヨレ。
ネクタイ自体が悪いのではなく、
結び方が何だかだらしない。
イタダケナイ。
取り引き先に行くのに
“初々しい”では済まないよ、それ。
結び目が曲がっているくらいならちょっとで直せるけれど、さすがに・・・・目に余り、つい
「結び直そうよ」と声を掛けてしまったんだったと思う。
その新人君の答えが、私の
意表を突くものだった。
そう。
「ネクタイ結べないんです」だったのだ・・・・。
もちろん、訊いた。
今まで結んでたのはどうしたの?就活の時はどうしたの?答えは、
「お母さんに結んでもらって」だった・・・・。
え?毎日?に対しては「さすがに毎日ではない」と云っていたように思うけど、
じゃあどうしているかって、
母親に結んでもらったのを、
解かずに結び目を緩めて取ったり着けたりしていた・・らしかった(-_-)
お母さんのように結んではあげられないので、とりあえず、
そこを回して~内側に入れて~とレクチャー。
蛇足だが、
なぜ私がネクタイを結べるかというと、高校生の時に毎日結んでいたから。
本来は首には可愛らしく
リボン結びだったのだが、ささやかな反抗心でリボンを細めに折り畳んで
ネクタイ仕様にしていたのだ(^^;)
さて、向かい合わせで
ネクタイ講習会をしたが、結局上手くいかず、
最終的には、ネクタイベテランの
営業マン先輩にバトンタッチしたのだった。
あの新人君・・・・
ネクタイベテランになったろうか~。
おつかれさまですこの思い出から云えることは、
・就職した後でもネクタイを結べない新人君は実在します
という事と、
・お母さん、息子の事を思うなら、
ネクタイを結んであげるではなく、
自分で出来るように叩き込めという事である。
新社会人諸君。ネクタイも仕事も、慣れるまでは大変。
でも慣れるまでには、きっと、ネクタイを結び直してくれるような親切なオジサンやお節介なオバサンが、どこかには居るはず。
ガンバレ!
私は高校生の時電車の中で友だちと、一夜漬けならぬその日漬の試験勉強をしていたら、前に立っていたサラリーマンに、間違いを正してもらったことがあります。
うちの息子はネクタイの結び方を入学式の前日、YouTubeで見て練習したらしいですよ。